やっぱり、紙巻タバコの魅力には勝てなかった……
Nyochioです。
今回は、『③Vapeってなんだったんだ』の総集編です。
1.R(Rebuildable)系を使ってみて
Vapeのレビューブログだと、一つ一つ、感想なんかを書くんでしょうが、このブログでは割愛します。と言うか、もう覚えていないものもありますので。
それでも、RTAはボトムエアフロー系のものが多かったと思います。サイドエアフローはNipple v1、トップエアフローでは、DPP typhonなんかもありました。
この時期、リキッドは、バニラカスタード(バニカス)メインで、メンソールやフルーツ系のリキッドを吸いまくっていました。
リキッドにメンソールを入れると美味しくなる、なんて都市伝説?もあり、食用メンソールをAmazonで買いました。
この時の感じは、
- バニカスのお陰で、1、2日に1回ビルドをしていたので、ビルドが怖くなくなる
- ドライヒットの経験(ジュースコントロールをミスった)
- RTAとは言え、タンクには満タンにリキッドを入れたらアカン(漏れた!)
- ドリップチップで味の感じが変わるなぁ
- 完全に漏れないRTAには出会えないのでは(Kayfun5 Miniもじんわりと漏れました)
- テクニカルMOD以外は使わない(使えない……)
- 美味しくなかったリキッドにメンソールを入れると、吸えるようになるなぁ
で、ブログやYoutubeで聴いていたことが、これか、と頭で結び付く、納得することが多かった時期だと思います
なので、Vapeをする際、経験者の方のブログやYoutubeを見た方がいいと思います。教科書です。
その上で実践すると、本当によく分かります。
逆に、自分でやることで今まで雲の上だったYoutuberの方だったり、ブロガーの方だったりと、同じになったような気さえします。
さすがR18と並ぶ、RTA、RDAのR系、ある一定線を越えないと、見ることの出来ない、体験できないものがいっぱい詰まっています。
で、自分の話に戻ると、この時期、Vapeの使用頻度は、喫煙機会の90%くらいはあったと思います。
でも、Vapeをすることに夢中で、『タバコを吸う機会が少なくなった自分』ってことで、安心していたのかも知れません。
このまま行けば完全禁煙行ける!と言うか、この状態で完全禁煙しているような気になっていました。
2.人は楽なものに流れてしまう
でもね。やっぱり、Vapeはタバコじゃないんです。
仕事が変わって、プレッシャーの厳しい仕事に移ると、すぐにタバコに戻っちゃったんです。
やっぱり、タバコの方が落ち着く、と言うか、タバコの方が刺激があるんです。
Vapeを吸ってた時は、たぶん、お金を沢山賭けちゃったんで、もうVapeでやるんだ、みたいな、負けの込んだギャンブラーみたいなところが、あったんだと思います。
それが一気に解放されました。
だって、タバコだって、ライターだって、忘れても、コンビニで気軽に買えますし、買ったものはいいストックになります。
軽いし、胸ポケットにポン、胸ポンです。
しかも、旨い!
今までだって、タバコ買ってたし、逆に、リキッド買わなくなって、安くなったんじゃない。Vape持ち歩かないんで、ウェストベルトからも解放! メンテナンスフリー!くらいの勢いでした。
この時、全てのVapeセットがカギを掛けられ、お蔵入りとなり、そのカギが再び開けられるまでに、3年かかることになります。
じゃ、これまでの苦労をすべて台無しにして、なんで戻ったのか?
※ここからは、完全に持論です。
ひと言で言うと、タバコの方が圧倒的に楽だと認識したことです。
楽なものだと分かると、やっぱり面倒な方には戻らないんです。このリバウンドを抑えていたのがVapeへの憧れだったんだと思うんですけど、Rの壁を突き破って、知ったような気になって、閉塞感があったのかも知れません。
なんて思うこと自体、
ぼうやだからさ。
3.禁煙について
でも、当時も、『やっぱり禁煙できなかった……』とは思ったんですよ。
タバコに戻ってしまった理由は幾つかあります。
- Vapeを吸っていた時に、10%ではあったけれども、タバコも吸っていた。(完全移行ができなかった)
- Vapeを吸うのに躊躇するシーンがあった
- ストレスかなぁ
多分、最初こそ、タバコ値上げがきっかけでしたけど、Vapeと多々買い過ぎて、タバコよりもお金を使うことになって、趣味になってしまったため、潜在的に、趣味の喫煙とタバコによる本物の喫煙と区別してしまっていたんでしょうね。つまり、自分の中に常に、タバコの居場所があったんです。
あと、禁煙(Vapeのみ使用)が続き、上手く行っているにも関わらず、自分による自身へのイタズラから、タバコを吸ってみよう、なんて思うんです。吸うと旨いんです。
あと、Vapeを吸うのに躊躇するシーンがあったことも致命的でした。
今は、健康増進法によって潰されてしまいましたが、喫茶店での席吸いです。
煙は多いし、リキッドの匂いは独特だし、音は出るし、で迷惑がられていて、唯一、職場の喫煙室では気にしていなかったことで、Vapeが続けられたのかも知れません。まぁ、喫煙者世界で受け入れられていないと勝手に、思っていただけかも知れないんですけどね。
※今は、PODとかもあるので、喫煙室送りになっても、上記の様なことは無いんでしょう。でも、R系に嵌ると、PODでコイルを買う、って抵抗があるんですよね。
iQosも匂いが……って方は居ると思いますけど、強引に喫煙所での居場所を確保してますしね。
だいたい、禁煙プログラムは、薬物依存離脱プログラム(麻薬離脱)と一緒でハードなものです。
勝手な思い込みだし、そのプログラムでやるかのかどうか、知りませんけど、禁煙するには、タバコを吸う、全てのシーンを潰せないとダメだと思ってるんです。
食事のあと、なんてのは簡単に自覚できるし、潰せると思います。あと、朝起きてすぐ、職場への往復の際に歩きながら、と言うのもあるでしょう。
でも、習慣的でないシーン。例えば、今回の様に、仕事で、『一瞬でストレスの掛かるようなシーンがあると、その後で、タバコの連続吸いをしてしまう習慣』。これって、日々の事でないので、私には潰すのが難しいかったようです。
禁煙には、ストレスが良くないのではなく、ストレスがかかった時にタバコを吸っていた、と言う習慣が悪い様に思います。
で、ダムの決壊と一緒です。一か所壊れると、一気に元に戻るんです。
こう考えると、麻薬は浄化するのが難しいんだろう、なんて、別な方にも目が行ってしまいます。一度逮捕されると、再度逮捕される人が多いのも頷けます。
だって、毎日同じことをしているように見えても、年に数回しかない、その特別な瞬間の喫煙習慣を潰すって、かなり難しいでしょう。
4.やっぱり、タールが最強だった!
今回、読んでいてつまらない、懺悔のようなブログになってしまって、本当に、吸いません!!!
で、こんな目にあったんで、『なんでタバコが旨いのか』を自分なりに考えたんです。
結論から言うと、すべてはタールにある。と勝手に思っています。
実際、『ニコチンには依存性があって、タールには無い』『ニコチンも有害だが、タールには数十種類の有害物質が含まれている』とか散発的に情報があります。
以下は、タバコは、古くから政治に繋がっていて、政治的理由での研究結果しかなく、その被害については、全く持って信用できないものだっと思ている人間の言葉です。
なので、そんな壊れた奴の飛んでも主張、だと思って腹を立てずに、面白がって、読んでください。
そもそも、タバコ、って害があるんですかねぇ。
だって、言うじゃないですか、『おじいちゃん、九十で死んだけど、最後までタバコ吸ってたよね』とかね。
確かに、『でも、それって、個人差の範囲じゃない』とか、『だって、パッケージに堂々と書いてるじゃない!』とお怒りの方もいらっしゃるでしょう。
でもこれって、ソシャゲのガチャと一緒だと思いませんか?
公式が〇〇%の確率で出る、って言ってるんだから、そうなんだよね。でも、真の確率は闇の中……。みたいなものじゃないか?
そんな話は置いておいて。
でも、体に悪いのは間違いないです。
で、Vapeからタバコに戻った人間からすると、旨いのはニコチンではなく、『葉っぱが燃えた時に出る香りに含まれる、数十種類の有害物質を含むタールなんじゃないか』です。
よく、『ニコチン中毒でタバコを吸っている』って言っている人が居ます。私もそう言っていました。でも、今は引き算が出来るんです。ニコチン中毒、と言うのなら、Vapeでニコチン入りリキッドを吸っていた人間が、どうして、タバコに戻るのか。
ストレートに、タバコが旨いからなんですけど、そうすると味か? とも思ったんですけど、ニコチン、って単体じゃ、味が無いじゃないですか。
とすると、やっぱり『タール』がなんらかの影響を与えているんじゃないか。
数十種類の有害物質『タール』。毒だから旨い!
ニコチン入りリキッドを吸っても、壁がよごれないし、服も臭くならない。
吸う人だけでなく、周りにも迷惑を掛ける有害物質。だからこそ、旨い!!
だから、旨い!! だから、タール最強!!!
と、勝手に思っています。
でも、ひょっとするとニコチンとタールのハーモニーが最強のものを生み出しているのかも知れませんね。
なかなか、メカスコに辿り着きませんが、こんな奴でも、iQosでタールの魅力から若干、逃れることが出来ました。次回、この辺りからお話しできればと思います。
色々、ご意見はあると思いますが、あくまで私の経験と感想の記録ですので、よろしくお願いいたします。
お時間かけて、ここまで、見て下さいまして、ありがとうございました。
もう少し、時間をかけてもいいと言う方がいらっしゃいましたら、一言でいいので、是非ご感想を下のコメント欄に入れていただければと思います。
これからも、お付き合いよろしくお願いいたします。
では、また次回お会いしましょう。(次回更新は10/30 6:00になります)